カジュアルファッションだけでなく、キレイめスタイルの外しアイテムとしても便利で人気が高いスニーカー。
人気の定番モデルから大人の雰囲気を持つハイブランド、個性豊かなマイナーブランドまで、好みのスニーカーは人それぞれです。

履き心地抜群のお気に入りのスニーカーなら、一日でも長く履き続けたいですよね。
しかし、スニーカーにも寿命があり、いつかは履けなくなってしまいます。
スニーカーは消耗品なのです。
また、スニーカーを長く履くために、寿命を長くする方法も紹介していますので試してみてくださいね。
スニーカーを処分するタイミングや処分方法もありますよ。
「まだ履けるかも」や「そろそろ買い替え時かな」など、スニーカーの寿命を感じている方はぜひお役立てください。
スニーカーの寿命は何年?
スニーカーの寿命の目安は、個人の判断に任せるためはっきりとした決まりはありません。
ランニングやウォーキングを日課にする人や登山が趣味の人など、ライフスタイルによって消耗の速さは異なってきます。
「ポリウレタン」や「EVA(エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)」など水に弱い素材が使用されている場合は、水分を含むことで加水分解が起こり劣化するのです。中には、加水分解でソールがボロボロ状態になることも。
雨の日に濡れたままにするなど、乾燥させないでいるのはスニーカーの劣化が進む原因になります。


靴箱の中に乾燥剤を置いたり、風を通して新鮮な空気を入れ替えたりなど、湿気を取る工夫が靴の寿命を延ばす秘訣です。
大事なスニーカーは、湿気がない環境と日々のお手入れが重要。
お手入れをしっかりと行い、一日でも長くスニーカーの寿命を延ばしましょう。
スニーカーの有名ブランドの寿命
では、それぞれを詳しく紹介します。
コンバースの寿命
コンバースは、キャンバス地の生地とゴムのソールで作られたシンプルなスニーカーです。そのため、汚れや破れに弱く、水分にも敏感です。
コンバースの寿命は、履き方や洗い方によって大きく変わりますが、平均的には2年から3年程度です。
エアフォースの寿命
エアフォースは、レザーのアッパーとエアクッションの入ったソールで作られたスニーカーです。そのため、耐久性やクッション性に優れていますが、重量が重く、色あせやシワに注意が必要です。
エアフォースの寿命は、履き方や保管方法によって変わりますが、平均的には2年から3年程度です。
ニューバランスの寿命
ニューバランスは、様々な素材やデザインのスニーカーを展開しているブランドです。
そのため、寿命はモデルによって異なりますが、一般的には3年から5年程度です。
ニューバランスの寿命を延ばすためには、履き方や手入れの仕方に注意することが重要です。
エアマックスの寿命
エアマックスは、エアクッションの入った透明なソールが特徴的なスニーカーです。そのため、クッション性や反発性に優れていますが、エアクッションの劣化や破裂に注意が必要です。
エアマックスの寿命は、履き方や保管方法によって変わりますが、平均的には3年から5年程度です。
スニーカーの寿命を長くする方法
スニーカーの寿命を長くする方法を紹介します。
- 毎日履かずにローテーションする
- 靴ベラを使って履く
- 防水スプレーを使用する
上記のようにスニーカーを大事に扱うことが肝心で、少しの心がけで効果的に寿命を延ばすことができますよ。
それでは、各方法を詳しく見ていきましょう。
毎日履かずにローテーションする
毎日履かずにローテーションすることで、スニーカーの劣化を防ぎ長持ちさせることができます。
スニーカーを2〜3足用意しておき、一日履いたら休ませるようにして連続して履かないことがベターです。また、雨の日は長靴や防水加工の靴を履くなど、雨の日の対策をすることで劣化を遅らせることができます。特にランニングやウォーキングを日課にする人など、スニーカーを毎日履く人は、ローテンション履きがおすすめです。
そして、汗や水などで湿っている場合はしっかりと乾燥させ、付着した汚れをブラシで落とすことも重要ポイント。
数足のスニーカーをローテーションし休ませることで、湿気を取り除き乾燥させることができますね。
スニーカーを乾燥させることが寿命を延ばすコツです。スニーカーのローテーションで湿気を防いで劣化を遅らせましょう。
靴ベラを使って履く
靴ベラを使って履くことで、スニーカー素材にかかる負担を軽減しダメージを防ぐことが可能です。
靴ベラは、アッパーの素材を無理に引っ張ったり、かかとを踏んだりすることによる型くずれを防ぎスムーズに履くためのもの。靴ベラを使って履くことを習慣化することは、スニーカーを長持ちさせることに繋がります。
また、紐を結んだまま無理やり足を入れたり、かかとを無理やり押し込むことも厳禁です。
めんどくさいですが、紐をゆるめてから履くようにしましょう。
このように、スニーカー素材に負担をかけないことで、かなり寿命を延ばすことができますよ。
ぜひ、靴ベラを使うことを習慣にしてみてくださいね。
防水スプレーを使用する
防水スプレーを使用することも、スニーカーの寿命を延ばす効果があります。防水スプレーは、購入したときにすぐ吹きかけることが有効です。
防水スプレーには「シリコン系の防水スプレー」と「フッ素系の防水スプレー」の二つの種類があります。スニーカーにおすすめの防水スプレーは「フッ素系の防水スプレー」です。
フッ素系の防水スプレーは、繊維の1本1本に付着するため、通気性を確保しながら防水効果が期待できます。また、毛足の長いスエード素材にも使うことが可能。
防水スプレーは、雨の日の防水効果だけでなく、食べ物や泥などの汚れを防ぐ効果もあります。
防水スプレーを普段から適切に使用することで、スニーカーを水分や汚れなどから守り長持ちさせることが可能です。
ニーズに合った防水スプレーを選び、ダメージを最小限に食い止めましょう。
インソールを交換する
インソールを交換するという方法は、スニーカーの寿命を長くするために有効な方法の一つです。
インソールとは、スニーカーの中に敷かれているクッションのことで、足の衝撃を和らげたり、足の形に合わせてフィットさせたりする役割があります。
しかし、インソールは長く使っていると、劣化したり、汚れたり、臭くなったりすることがあります。そのため、インソールを定期的に交換することで、スニーカーのクッション性や衛生性を向上させることができます。
定期的にケアをする
定期的にケアをするという方法は、スニーカーの寿命を長くするために必要な方法の一つです。
スニーカーは、履くたびに汚れや傷がついたり、色が落ちたり、素材が劣化したりすることがあります。そのため、定期的にケアをすることで、スニーカーの色や素材を保つことができます。

大事なスニーカーなら定期的にプロに見てもらうことをオススメします。
ここではユアマイスターを紹介します。
ユアマイスターは、スニーカーを専門に修理するサービスです。熟練の職人が、素材や状態に合わせて最適な方法で丁寧に修理。
ユアマイスターで定期修理をすると、こんなメリットがあります。
- 愛着のあるスニーカーを長く履き続けられる
- 新品購入よりも費用を抑えられる
- 環境にも優しい
- プロによる修理で、安心安全

ユアマイスターで、あなたの愛するスニーカーを末永く大切にしましょう!
スニーカーを処分するタイミング
寿命が来てしまい、履けなくなったスニーカーを処分するタイミングを紹介します。
スニーカーを処分するタイミングの判断は、判断する個人それぞれの考えや価値観によって基準が異なります。
見た目で分かるような劣化が激しい場合は容易に判断できますが、処分するタイミングの判断は意外に難しいものです。
それでは、スニーカーを処分するタイミングを見ていきましょう。
破れなどの激しい劣化
素材の破れなどの激しい劣化がある場合は、スニーカーを処分するタイミングになります。
このように、見た目で分かるダメージは、「ここまで履いたから買い替えようかな!」となるのではないでしょうか。
スニーカーの激しい劣化の例を以下にまとめました。
- 素材の破れや穴あき
- かかとの潰れ
- ソールのひび割れ
- 取り除けない汚れ
- ソールの黄ばみがひどい
- 履き心地に違和感がある
- 嫌なにおいがする
- 吐き口の破損
上記のダメージが見られるときは、残念ながら寿命のサインです。
劣化が進んだ状態のスニーカーには「清潔感」がなく、ファッションを台無しにしてしまうこともあります。
思い切って新しいスニーカーに買い替えて、気分も見た目もスッキリさせましょう。
ソールがすり減っている
スニーカーのソールがすり減っているダメージは、滑って転倒しやすくなり非常に危険です。
ソールがすり減ってきたら、ソール交換や買い替えるなど、安全のための対策が必要。ランニングやウォーキング、激しい運動などを行う人は気を付けなければなりません。
ソール部分のダメージは、クッション性がなくなることで足首を痛める原因に繋がります。また、ソールが薄くなると釘やガラスなどを踏んで怪我を負う可能性もあるのです。
ソールがすり減って薄くなっている場合は、安全面を考え処分することをおすすめします。
履き口の劣化
見える部分見えない部分を問わず履き口の劣化は、スニーカーの買い替えのタイミングです。
履き口の劣化の主な原因は、靴ベラを使用してないことやサイズが合っていない場合が考えられます。また、靴ひもを緩めないで無理やり押し込むことも大きな原因です。
かかと部分の上部の破れや穴あきは、見た目も悪く「履き古した感」が目立ってしまいます。
素材が壊れた場合や履き口の劣化が見られる場合は、修理が困難なため処分するか新しいスニーカーに買い替えましょう。
臭いが気になる
臭いが気になるということは、スニーカーを処分するタイミングの一つです。
スニーカーは、履くたびに足の汗や皮脂が染み込んだり、細菌やカビが繁殖したりすることがあります。その結果、スニーカーから不快な臭いが発生することがあります。
スニーカーの補修方法
スニーカーのすり減りやはがれを防ぐためには、専用のゴムや接着剤を使って補強することができます。また、ほつれや破れを防ぐためには、液状の接着剤やパッチを使って修理することができます。
汚れを防ぐためには、洗濯機で丸洗いすることができます。これらの方法を実践すれば、スニーカーの寿命を延ばすことができます。

スニーカーの処分方法
どんな靴も寿命があり捨てる時がやってきます。

寿命がきてしまったスニーカーの処分方法を紹介します。
- 基本は可燃物
- 自治体によって違うことがあるので確認する
スニーカーの処分方法は、意外とわかっているようでわからない部分があり迷ってしまうこともあるんです。
それでは、スニーカーの処分方法を解説していきます。
基本は可燃物
スニーカーの処分方法は、基本的に可燃物ゴミに出すのが一般的な方法です。
可燃物ゴミとして処分できる地域が多いのですが、特殊な加工が施されたスニーカー、金属の装飾が多く付いているスパイクシューズやスケートシューズなどは不燃ゴミとして扱われます。
スニーカーの装飾品に関しては分別が必要です。
スニーカーは「可燃物ゴミ」として、金属の装飾品は「不燃ゴミ」として決められた日に処分しましょう。
自治体によって違うことがあるので確認する
スニーカーの分別方法は、自治体によって違うことがあるため必ず確認しておきましょう。
一般的にはスニーカーは「可燃物ゴミ」ですが、自治体によっては「可燃物ゴミ」にならない場合があります。
例えば、以下のように分別の仕方をまとめました。
- 革製のスニーカー →「可燃物ゴミ」
- 布製のスニーカー →「可燃物ゴミ」
- 合皮のスニーカー →「プラスチックゴミ」もしくは「可燃物ゴミ」
- ゴム製のスニーカー →「プラスチックゴミ」もしくは「可燃物ゴミ」
- 金属の装飾品 →「不燃ゴミ」
- 30cm以上のスキー靴やスケート靴 →「粗大ゴミ」
自治体の分別方法に従い、一般ゴミとして回収してもらってください。
装飾品が付いたまま指定のゴミに出せるか判断できない場合は、自治体のホームページから問い合わせて確認しましょう。
寿命になっているスニーカーを履くリスク
寿命になっているスニーカーを履くリスクを紹介します。
- 浸水などのストレス
- ファッション的にだらしなく見える
- 臭い
上記のように、マイナス面が多いことは言うまでもありません。
「まだ履けるかも」と思うかもしれませんが、ストレスや怪我に繋がる前に処分することをおすすめします。
それでは、寿命になっているスニーカーを履くリスクを見ていきましょう。
浸水などのストレス
ソール剥がれや亀裂、すり減りなどの劣化が進んでくると、浸水などのストレスが生じます。
ソールのダメージ部分から水が内部に染み込み、ソール部分のすり減りから滑りやすく危険な状態です。
スニーカーの内部まで水分が浸透することで、ますます劣化が進むことに。
雨の日に水が内部までしみ込んできた場合は、ソールの劣化が原因です。スニーカーの寿命が来たと判断して、新しいスニーカーに買い替えましょう。
ファッション的にだらしなく見える
寿命になっているスニーカーを履いていると、ファッション的にだらしなく見えてしまいます。
だらしなく見えるだけでなく清潔感も無くすことに。
どんなに高価なファッションでも、清潔感がないと一気に台無しです。
寿命が来たスニーカーは、速やかに処分しておきましょう。
臭い
スニーカーの臭いが取れない場合は、靴下にまで臭いが移ってしまい悪臭の原因になります。
嫌な臭いの原因は雑菌です。足には汗腺が集中しているため、汗をかきやすく雑菌が繁殖しやすい環境になります。
長年履いていると、だんだん臭いが取れなくなり次第にこもることに。お洒落は清潔感が大事だと言いますが、清潔感は見た目だけでなく臭いも関係してきます。
そのため、洗っても臭いが取れなくなったら寿命のサインだと考え、新しく買い替えましょう。
ケガの原因になる
ケガの原因になるということは、寿命になっているスニーカーを履くリスクの一つです。
寿命になっているスニーカーは、靴底がすり減ったり、破れたり、はがれたりすることがあります。その結果、スニーカーのグリップ力や安定性が低下し、滑りやすくなったり、足首をひねったり、転んだりする可能性が高まります。
また、寿命になっているスニーカーは、インソールやクッションが劣化したり、変形したりすることがあります。その結果、スニーカーのフィット感や衝撃吸収力が低下し、足や膝に負担がかかったり、痛みや炎症を引き起こしたりする可能性が高まります。
スニーカーの保管方法と注意点
スニーカーを保管するときは、汚れを落とし、防水スプレーをかけ、木製のシューキーパーを入れて型崩れを防ぎます。そして、ファスナー付きビニール袋に入れ、乾燥剤や黄ばみ防止剤を一緒に入れて湿気や変色を防ぎます。
保管場所は、風通しの良い場所で、直射日光に当たらないようにします。
これらの方法を実践すれば、スニーカーの劣化を遅らせることができます。
スニーカーの寿命は何年?まとめ
使用頻度が少ない場合でもスニーカーの劣化は進みます。
また、毎日のように履いた場合は、寿命はもっと短くなり1年半〜2年が目安です。
- スニーカーの寿命は「約3年」が目安
- 毎日履いた場合は「1年8ヶ月」が目安
- 適切なケアをすれば「5年」
- 逆に履かなくても劣化は進みます
下記のようなダメージが見られる場合は、スニーカーの寿命だと判断します。
- 素材の破れや穴あき
- かかとの潰れ
- ソールのひび割れ
- 取り除けない汚れ
- ソールの黄ばみがひどい
- 履き心地に違和感がある
- 嫌なにおいがする
- 吐き口の破損
寿命になっているスニーカーを履くことは、浸水などのストレスだけでなく、清潔感がなくだらしない印象に見えるため注意が必要です。
見た目にも悪影響を及ぼし衛生的にも悪いので、思い切って処分することをおすすめします。
処分の際には、自治体の分別ルールに従って、一般ゴミとして回収してもらいましょう。

履き古したスニーカーを手放して、心機一転新しいスニーカーで気分良くライフスタイルを満喫してくださいね。
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