袴にブーツはおかしい?おかしくならないならないコーディネート!

卒業式や成人式などのハレの日に袴を着るとき、足元に何を合わせるか迷うことはありませんか?

ここでは 袴にブーツを合わせるには良いのか悪いのかを説明します。

ぜひ最後までお読みください。 

袴にブーツはおかしい?

袴にブーツはおかしいと思われるかもしれませんが、実はおかしくありません。

袴にブーツを合わせると、歩きやすさや防寒性はもちろん、レトロでおしゃれな雰囲気も楽しめます。袴にブーツを合わせるときのコツやおすすめのブーツ、コーディネート例などを知っておくことで格段にオシャレになれます。

袴にブーツを合わせるのはおかしいと思われる理由

袴にブーツを合わせるのはおかしいと思われる理由は、2つあります。

1つは、袴とブーツは伝統と現代の対立を象徴するように見えることです。もう1つは、袴とブーツはスタイルやシルエットが合わないと感じることです。しかし、袴にブーツを合わせるときのコツを知れば、おかしくないどころか、素敵なコーディネートができるのです。

袴にブーツを合わせるときのポイント

袴にブーツを合わせるときのポイントは、以下になります。

  • 袴とブーツの色は、同系色や対比色などで統一感を出す
  • 袴とブーツのデザインは、シンプルなものを選ぶ
  • 袴とブーツの長さは、袴の裾がブーツの上にかかるくらいにする
  • 袴とブーツのヒールは、高すぎないものを選ぶ
  • 袴とブーツのバランスは、全体のシルエットに合わせて調整する 

袴にブーツを合わせるメリット

袴にブーツを合わせるメリットは、足元が暖かくなり、冬場の寒さや風を防げます。

また、歩きやすくなり、長時間の移動や立ち歩きにも疲れにくく、袴の裾が汚れたりぬれたりするのを防げます。レトロでおしゃれな雰囲気を演出でき、和洋折衷のコーディネートで個性を表現できるのが特徴です。

袴にブーツを合わせるデメリット

袴にブーツを合わせるデメリットは、見た目のバランスが悪くなることです。

袴は足元に広がるデザインで、ブーツは足首を覆うため、両者のシルエットが合わないのです。また、ブーツは重厚な印象を与えるのに対し、袴は軽やかな印象を与えるため、雰囲気も合いません。袴には、細身の靴やサンダルなど、足首を見せることで足長効果が期待できる靴がおすすめです。

袴にブーツを合わせるときの注意点

袴にブーツを合わせるときは、ブーツのデザインや色、長さやヒールの高さに気をつける必要があります。

これらの要素によって、袴の見た目や印象が大きく変わるからです。袴にブーツを合わせるときの注意点を、以下の項目に分けて説明します。

袴に合わせるブーツのデザインや色の選び方

袴に合わせるブーツのデザインや色は、袴の柄や色と調和するものを選ぶことがポイントです。

袴が華やかな柄や色の場合は、ブーツはシンプルで落ち着いたものがおすすめです。逆に、袴が無地や淡い色の場合は、ブーツはアクセントになるようなものが良いでしょう。袴とブーツの色の組み合わせは、モノトーンや同系色、対照色などが効果的です。

袴に合わせるブーツの長さやヒールの高さの選び方

袴に合わせるブーツの長さやヒールの高さは、袴の丈や自分の身長に合わせることが大切です。

袴の丈が長い場合は、ブーツは短めでヒールの低いものがバランスが良いです。袴の丈が短い場合は、ブーツは長めでヒールの高いものが足長効果があります。身長が低い人は、ヒールの高いもの、身長が高い人は、ヒールの低いものを選ぶといいでしょう。

袴にブーツを合わせるコーディネート例

袴にブーツを合わせるときは、シーンに合わせてコーディネートを考えることが重要です。

卒業式や成人式などのフォーマルなシーンや普段使いのカジュアルなシーン、結婚式や二次会などのパーティーシーンでの袴にブーツを合わせるコーディネート例を、以下の項目に分けて紹介します。

卒業式や成人式などのフォーマルなシーン

卒業式や成人式などのフォーマルなシーンでは、黒や茶などの落ち着いた色のシンプルで飾りの少ないもののブーツを選ぶことがおすすめです。

ブーツの長さは、足首が隠れるくらいのものにし、ブーツのヒールは、低めで歩きやすいものが安心です。袴は、無地や小花柄などの控えめな柄のもので白やピンクなどの淡い色のものが清楚になります。

普段使いのカジュアルなシーン

普段使いのカジュアルなシーンでは、赤や青などの鮮やかな色のブーツを選ぶことが楽しいです。

ブーツのデザインは、レースやファーなどの飾りの多いものにし、ブーツの長さは、ふくらはぎまでのものが個性的です。袴は、大胆な柄や色のものが個性的です。袴の色は、ブーツの色と対照的な色のものが目を引きます。

結婚式や二次会などのパーティーシーン

結婚式や二次会などのパーティーシーンでは、金や銀などのメタリックな色のスパンコールやビジューなどのキラキラしたものブーツを選ぶことが華やかです。

ブーツの長さは、膝上までのものがセクシーです。ブーツのヒールは、細くて高いものがエレガントです。袴は、レースや刺繍などの繊細な柄でブーツの色と同系色のものが華やかです。

袴にブーツを合わせるおすすめのブーツ

袴にブーツを合わせるおすすめのブーツは、ショートブーツ、ミドルブーツ、ロングブーツ、編み上げブーツ、レースアップブーツの5種類です。

これらのブーツは、それぞれ袴のコーディネートに合わせて選ぶことで、見た目のバランスや雰囲気を変えることができます。袴にブーツを合わせるおすすめのブーツを、以下の項目に分けて紹介します。

ショートブーツ

袴にブーツを合わせるおすすめのブーツは、ショートブーツです。

袴にショートブーツを合わせると、足首を見せることで足長効果が期待できます。ショートブーツは、カジュアルな印象を与えるので、袴の色や柄も明るいものがおすすめです。ショートブーツは、ヒールの高さやデザインによって、コーディネートの雰囲気を変えることができます。

ミドルブーツ

袴にブーツを合わせるおすすめのブーツは、ミドルブーツです。

袴にミドルブーツを合わせると、袴の丈とブーツの長さがバランスが良くなります。ミドルブーツは、フォーマルな印象を与えるので、袴の色や柄も落ち着いたものがおすすめです。ミドルブーツは、色や素材によって、コーディネートの季節感を出すことができます。

ロングブーツ

袴にブーツを合わせるおすすめのブーツは、ロングブーツです。

袴にロングブーツを合わせると、袴の丈とブーツの長さが重なります。ロングブーツは、セクシーな印象を与えるので、袴の色や柄も大胆なものがおすすめです。ロングブーツは、ヒールの形や飾りによって、コーディネートの華やかさを増すことができます。

編み上げブーツ

袴にブーツを合わせるおすすめのブーツは、編み上げブーツです。

袴に編み上げブーツを合わせると、ブーツの細部が目立ちます。編み上げブーツは、レトロな印象を与えるので、袴の色や柄も古典的なものがおすすめです。編み上げブーツは、紐やリボンの色や素材によって、コーディネートの個性を出すことができます。

レースアップブーツ

袴にブーツを合わせるおすすめのブーツは、レースアップブーツです。

袴にレースアップブーツを合わせると、ブーツの前面が目立ちます。レースアップブーツは、モードな印象を与えるので、袴の色や柄もモダンなものがおすすめです。レースアップブーツは、紐の太さや結び方によって、コーディネートのスタイルを変えることができます。

袴に合わせるブーツのお手入れ方法

袴に合わせるブーツのお手入れ方法は、ブーツの表面の汚れやほこりをブラシで落とし、クリーナーを布につけて、全体を拭きます。乾いた布で水分をふき取り、風通しの良い場所で自然乾燥させます。乾いたら最後にワックスやオイルを塗ります。これらが袴に合わせるブーツのお手入れ方法です。

袴とブーツの歴史

袴とブーツの歴史は、明治時代に女学生が西洋の文化を取り入れて始まりました。当時は袴に革靴を合わせることがおしゃれとされていました。昭和には「はいからさんが通る」の影響で、袴にブーツのスタイルが再び流行しました。現在では卒業式などで袴にブーツを合わせる女性が多く見られます。

袴にブーツはおかしい?のまとめ

この記事では、袴にブーツはおかしくないことを説明しました。

むしろ、袴にブーツを合わせることで、歩きやすく、快適に袴を着ることができ、ブーツの種類や色によって、袴の雰囲気を変えることやフォーマルなシーンからカジュアルなシーンまで幅広く対応できるメリットがあります。

デザインや色、ブーツの長さやヒールの高さに注意して、袴とブーツを丁寧に扱いましょう。

袴にブーツはおかしいと思わずに、自分の好みやシーンに合わせて、楽しくコーディネートしてみましょう

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