ニューバランスの数字の違い！あなたに合った記号は？

カジュアルコーデにはもちろん、大人の落ち着きも感じさせるデザインが人気のニューバランスのスニーカー。

「まるで雲の上を歩くよう」と称賛された履き心地は、100年以上愛されてきました。

そんな人気のニューバランスのスニーカーですが、種類が豊富にあり「どのモデルが自分に合っているのだろう…」など、どのモデルを選べば良いのか迷うところです。

いざスニーカーを選んでいると、数字やアルファベットの持つ意味が何を意味しているのか気になりますよね。

アルファベットの意味や、同じ数字でも価格が違うのはなぜなのかなど、知っておきたいニューバランスの基礎知識について詳しく紹介します。

また、ニューバランスで特に人気が高い型番もピックアップしました。

これからニューバランスのスニーカーを買おうと思っている方は必見です。

ぜひ参考にお気に入りのニューバランスを見つけてくださいね。

ニューバランスの数字の違い

ニューバランスの数字の違いは、「スニーカーの種類」を表しています。

スニーカーの種類とは、そのモデルの形や用途を示しており、そのモデルがどのような場所で履くのが適しているのか、どんな素材やカラーをしているのかなどを表しているのです。

例えば、900番台は「ロードランニングモデル」を表しており、シルエットは細めでアスファルトなど平らな道に適しているというように、番号でモデルの種類が分類されています。

このように、ニューバランスの番号にはちゃんとした意味があるのです。

さらに、この数字についての詳細を解説していきます。

ニューバランスの数字が表す意味は、ニューバランスの基礎知識です。

今まであまり深く考えなかった方や、これからニューバランスのスニーカーを購入しようとする方は、自分に最適なシューズが選びやすくなりますよ。

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

ニューバランスの数字が表すのは？

ニューバランスの数字は、スニーカーの種類の特徴を表しているのです。

ニューバランスのスニーカーの種類は、砂利道や山道向けには太めのソールを採用したり、アスファルトなど整備された道向けには平らなソールと、用途によって形態や機能面も異なります。

つまり、番号からそのスニーカーの種類がわかりやすくなっているのです。

ウォーキングやランニング、登山や激しい運動など、ライフスタイルによって重視する機能を選びやすくなるのが嬉しいですね。

それでは、ニューバランスの数字ごとのモデルの違いについて詳しく見ていきましょう。

ニューバランスの数字ごとのモデルの違い

ニューバランスの数字ごとのモデルの違いを紹介します。

難しい用語がいっぱいですが、モデルごとの特徴を紹介します。

300番台はエントリーモデル

300番台はエントリーモデルで、圧倒的な価格の安さが特徴です。

ニューバランスのスニーカーの中では、300番台が一番お手頃価格だと覚えておきましょう。

価格が安いだけではなく、軽くクッション性が高いなどニューバランスのスニーカーの特徴もちゃんと備わっています。

ウォーキングやランニング、タウンユースなど気軽に履けるスニーカーとして最適なモデルです。

やはり、お手頃のエントリーモデルは、機能面ではやや劣るかもしれませんが、足幅が広い作りのためゆとりをもって履くことができます。

300番台は、ニューバランス特有のお洒落感と履き心地は健在なので満足できる一足になるでしょう。

500番台はトレイルランニングモデル

500番台はトレイルランニングモデルで、太めのアウトソールとボリューム感のあるシルエットが特徴です。

しっかりしたソールを採用しているため、凸凹の山道や砂利道にも対応しているオフロード向けのタフなスニーカーになります。

当時のニューバランスの重役が、別荘地でのランニング中に「凸凹の山道を走るときに高いグリップ力を発揮するシューズが欲しいな！」と思い、500番台が出来上がったという誕生エピソードが。

アウトソールの形状が特徴的で、溝が深くグリップ性を重視したモデルになります。

価格は1万円前後でアジア製のものが多く、お手頃でバリエーションが豊富なところも人気の秘訣です。

900番台はロードランニングモデル

900番台はロードランニングモデルで、ニューバランスの中でも人気が高く細身で平らなソールが特徴になります。

アスファルトなど整備された平らな道向けに作られており、ランニングシューズとして最適なモデルです。

ENCAPとC-CAPを採用したミッドソールで、高いクッション性を実現し衝撃吸収にも優れています。

特に990番台は、「1000点満点中990点！」という完成度の高さを誇るのがその品番の由来です。

900番台は、13品のモデルが販売されており、デザインはクラシックなものからカジュアルなものまで多くのファンを獲得しています。

洗練された印象なので、どんなファッションと合わせてもお洒落にまとまるデザイン性が人気の秘訣。

ニューバランスの900番台は、なかなか手に入りにくいモデルが多く、世界の著名人も好んで履いているモデルとして有名です。

1000番台はフラッグシップモデル

1000番台はフラッグシップモデルと呼ばれ、最新の技術が装備された高い機能性が特徴です。

ニューバランスM1300といえば、有名デザイナーであるラルフローレンが、「雲の上を歩いているよう」など名言を残したモデルで知られています。

数年に一度発売されるM1300の復刻モデルは、凄い人気でなかなか手に入りにくいモデルで有名です。

また、1000番台は最新の機能を装備するため、新しいタイプは前作よりも高機能だということになります。

ニューバランスとコーンミルズのコラボモデル「M1300CD」は、ニューバランスでは珍しいデニム生地の即完売モデルがあるらしいですよ。

贅沢なつくりの1000番台は、スニーカー界のロールスロイスと呼ばれるほど完成度の高いスニーカーです。

ニューバランスのアルファベットは何を表す？

ニューバランスのアルファベットは何を表しているか「トップアルファベット」と「エンドアルファベット」に分けて紹介していきます。

数字の前や後ろに付いているアルファベットについては、「なんとなくは分かるけどいまいちよく分からない」そんな方も多いのではないでしょうか。

数字の前に付いているアルファベットは「トップアルファベット」、数字の後ろに付いているのは「エンドアルファベット」と呼ばれています。

一般的にトップアルファベットの最初は性別になっていますが、「男性用だから女性はダメ」という縛りはなく、自由に履くことが可能です。

それでは、アルファベットの持つ意味を見ていきましょう。

トップアルファベット

トップアルファベットは、品番の数字の前にあるアルファベットのことです。

一般的には、性別や用途・仕様などカテゴリーがアルファベットによってわかるようになっています。

例えば、「WL」の場合は、女性向けのライフスタイル用と性別とカテゴリーがわかります。「MS」の場合は、男性向けのスポーツ用とわかるようになっているのです。

理解しやすいように表にまとめました。

多くの型番は、性別が先頭に記載されています。

なんとなくわかるものから初めて聞く言葉までありますが、改めて確認すると一目でわかるようになっているのです。

アルファベットの組み合わせにより、型番を見るだけで性別だけでなく用途や仕様がわかるので、覚えておくと探しやすくなりますよ。

エンドアルファベット

エンドアルファベットは、数字の後ろに書かれているアルファベットの組み合わせです。

主に、素材やカラーを意味していますが、コラボモデルなども書かれていたりと複雑な表記があります。

少し複雑でしたが、なんとなくわかると探しやすいのは確かですね。

トップアルファベットは性別とカテゴリー、エンドアルファベットは素材やカラーと覚えておきましょう。

ニューバランス同じ数字でも価格が違うのはなぜ

ニューバランスの品番が同じ数字でも価格が違うのは、生産国が異なるからです。

ニューバランスは、アメリカ製・イギリス製・アジア製の3つに分かれています。

その中でもアジア製は、ベトナム製と中国製が主な製造国です。

アメリカ製とイギリス製は、手作業にこだわりを持って製品を作っているため少量生産で高価格になります。一方のアジア製は、工場の機械で大量生産を行うため価格が安く済むのです。

生産国の違いで素材や作りも異なり、価格帯もずいぶんと変わってきます。

アジア製モデルは手頃な価格帯でありながら、デザインも優れておりカラーバリエーションが豊富。

アメリカ製やイギリス製にこだわりがないのであれば、アジア製は気軽に履くことができるコスパの良いニューバランスのスニーカーです。

ニューバランスで特に人気が高い型番はこれ！

幅広い世代に人気のニューバランスですが、中でも特に人気が高い型番を紹介します。

上記の3モデルは、誰もが認めるニューバランスの最高級人気モデルです。

この3つの人気モデルに共通して言えることは、機能性やデザイン性、履き心地のどれをとっても高級志向だということ。

それでは、人気モデルの特徴をそれぞれ見ていきましょう。

M996

M996は、ニューバランスの顔と言っても過言ではない定番中の定番モデルです。

ランニングモデルらしい快適な機能面と主張しすぎない程よい存在感が990番台の人気を決定的なものにしました。

カジュアルはもちろん、落ち着いた印象の大人なファッションにも合わせやすいデザインが人気の秘訣です。

996のモデルには「M996」と「CM996」「MRL996」があります。

「M996」はアメリカ製のハイエンドモデルで、「CM996」と「MRL996」はアジア製の大量生産モデルです。

アメリカ製のM996は、ハンドメイドにこだわり丁寧に生産されるため高価格の製品になります。

一方のアジア製の「CM996」と「MRL996」は、主に中国やベトナムの工場で大量に生産されるため低価格で販売されるのが特徴です。

アジア製の996は、お手頃価格でいてスタイリッシュなデザインをそのまま受け継いでいるため、人気が衰えることがありません。

M996はハイエンドモデルというだけあって、スウェードなど素材の質感は最高でワンランク上の高級感が味わえます。

人気過ぎて手に入りにくいM996ですが、スニーカーファンなら一度は履きたい高級スニーカーです。

M576

M576は、天然皮革のスムースレザーを使用したイギリス製のハイエンドモデルです。

表面がなめらかな革を採用することで、革靴をイメージさせるような高級感が特徴。

イギリス製のM576は高級感を重視しており、つや感のある皮革をたっぷりと使用しています。

また、500番台ということで、デコボコ道にも対応するオフロードランニングモデル。

M576はやや硬めの履き心地で、履いていくうちにソールがぴったり足を包み込むような感覚と安定感が抜群です。

どっしり構えたシルエットが特徴で、落ち着いた大人の高級スニーカーといったところでしょうか。

上質な素材の高級感と、ニューバランスの持つカジュアルさが融合した一足です。

ワンランク上の高級スニーカー「M576」は、落ち着いた大人の男性にぴったりの一足になります。

576の比較的安い大量生産モデルは574です。

M1300

M1300は、1000番台の初代モデルとして圧倒的な履き心地の良さで人気のアメリカ製ハイエンドモデルです。

ラルフローレンが「まるで雲の上を歩くよう」と大絶賛し名言を残した有名なモデルになります。

伝説的な名作である「M1300」は、1985年にフラッグシップモデルのランニングシューズとして販売され、価格は130ドル（当時の日本円で3万9000円）で誕生。

ENCAP（エンキャップ）を搭載し最高のクッション性を持つ第一弾モデルが「M1300」です。

特徴となる履き心地は、「ふわふわ」で柔らかいクッションでいながら沈み込まない安定感。

この履き心地こそ高級スニーカーM1300の人気の秘訣です。

現在では、1300から始まり1500→1400→1600→1700と最新作が登場しています。しかし、機能性が高い新作よりも、一番最初に登場した1300の人気は衰えることがありません。

M1300は、最高級を意味する別名「スニーカー界のロールスロイス」にふさわしいモデルです。

まとめ

ニューバランスの数字の違いは、「スニーカーの種類」を表しています。

スニーカーの種類とは、そのモデルの形や用途を示しており、そのモデルがどのような場所で履くのが適しているのか、どんな素材やカラーをしているのかなどを表しているのです。

モデル名を番号で識別することで、買い手にわかりやすくなっているのです。

確かに番号やアルファベットの特徴を知ることで、なんとなくの情報はわかりますね。

改めて型番を見てみると結構難しく、なんとなくわかれば十分だと思います。

ニューバランスの人気モデル「M996」「M576」「M1300」は、高価格帯でありながら人気があるのはニューバランス特有のデザインと名作ならではの高級感です。

数多くあるニューバランスのスニーカーですが、この人気の名作モデルは一度は足を通してもらいたいモデル。

ぜひ、雲の上の感覚とワンランク上のお洒落を楽しんでくださいね。