靴がキュッキュッと音がしだした時の対策!原因をつきとめる!

キュッキュッと歩くたびに音が鳴る現象を体験したことがありますか?

小中学生の時に廊下を歩くときに体験した記憶があります。

大人になってからキュッキュッと鳴り続けたら少し恥ずかしいかもしれません。

靴底から音がする場合が多いようですが、この現象を「音鳴り(おとなり)」と呼んでいます。

確か、雨降りの日に音が鳴った記憶があるのですが、本当のところは何が原因なのでしょうか。

そこで今回は、靴がキュッキュッと音がしだした時の対応について徹底解説したいと思います。

靴の音鳴りは、実は少しの手間で改善することが可能です。また、スニーカーの場合と革靴の場合など、それぞれの対応の仕方を紹介しています。

どの方法も簡単なものばかりなので、靴の音鳴りが気になるときの参考にしてくださいね。

靴がキュッキュッと音がしだした時の対策

靴がキュッキュッと音がしだした時の対応を、スニーカーの場合と革靴の場合に分けて紹介します。

スニーカーの場合

スニーカーのキュッキュッと音鳴りを止める方法を紹介します。

  • 靴底に紙やすりをかける
  • 靴底にベビーパウダーを塗る
  • かかとから着地するように歩く

スニーカーの場合は、まずは上記の3つの方法を試してみましょう。

それでは、それぞれの方法を詳しく解説していきますね。

靴底に紙やすりをかける

スニーカーがキュッキュッと靴底が音を立てる場合は、靴底に紙やすりをかけると良いです。

オフィスの床やタイル床のような場所を歩いた時に音が出る場合は、靴底が滑らかすぎるのが原因です。このようなときは、靴底に抵抗を付けるために紙やすりをかけると音が出にくくなります。

紙やすりは、ホームセンターやネット、百均などで購入することが可能です。できるだけ目の細かい紙やすりがおすすめ。

それでは、紙やすりをかける手順を紹介します。

【紙やすりをかける手順】

①目の細かい紙やすりを用意する
②靴底全体を軽くこする
▲靴底が少しざらざらするくらいが目安です。

上記のように紙やすりをかけることで、底面がザラザラして抵抗が付き靴が鳴るのを防ぎます。

靴の音鳴りが気になる方は、ぜひ試してくださいね。

靴底にベビーパウダーを塗る

スニーカーがキュッキュッと靴底が音を立てる場合に、スニーカーの靴底に紙やすりをかけるのに抵抗がある方は靴底にベビーパウダーを塗る方法もあります。

紙やすりほど抵抗がありませんが効果的な方法です。ベビーパウダーは、ドラッグストアやネット、百均ではセリアで購入できます。ベビーパウダーの使い方は簡単で靴底全体に塗るだけです。

かかとから着地するように歩く

スニーカーがキュッキュッと靴底が音を立てる場合、かかとから着地するように歩く歩き方を意識すると、靴の音鳴りが軽減されます。

つま先からの着地は、床と靴底が平行に擦れるためキュッキュッと音が鳴るのです。かかとからの着地は、床と靴底がこすれることがないため音鳴りはしません。音鳴りを防ぐだけでなく靴底のスレを軽減させれます。

歩き方ひとつで音鳴りとスレを防ぐので、気になったときに歩き方を意識してみましょう。

革靴の場合

革靴の音鳴りを止める方法を紹介します。

  • 革がしなる部分にクリームを塗る
  • 摩擦がある部分にベビーパウダーを塗る
  • シャンクを交換する
  • ソールを交換する

革靴の場合は、まずは上記の4つの方法を試してみてくださいね。

それでは、それぞれの方法を詳しく解説していきます。

革がしなる部分にクリームを塗る

歩くときに靴の外側でキュッキュッと音が鳴っている場合は、革がしなる部分にクリームを塗りましょう。革靴には革靴用クリームを選んでください。

そして、革が擦れ合っている部分や靴ひもの周辺などにクリームを塗ります。クリームの効果が薄れてきて再び音が鳴るようになったら、再度クリームを塗り足してください。

これだけで革靴の音鳴りが軽減されます。

摩擦がある部分にベビーパウダーを塗る

革靴がキュッキュッと音が鳴っている場合は、摩擦がある部分にベビーパウダーを塗る方法も、キュッキュッと音鳴りを防ぐ効果があります。

革同士がこすれて音が鳴る部分や、インソールと中底がこすれて音が鳴る部分などにベビーパウダーを塗っておきましょう。具体的には、インソールを取り出して、靴の中にベビーパウダーを振りかけ、インソールを元に戻し完成です。ベビーパウダーがインソールと靴の摩擦を緩和し、音鳴りを止めることができます。

ベビーパウダーがなければ、コーンスターチでも代用できますよ。

簡単で効果的な方法なので、ぜひ試してくださいね。

シャンクを交換する

革靴がキュッキュッとなる場合、シャンクを交換する方法も音鳴りを防ぐ効果があります。

シャンク外れが原因の場合は、シャンクをしっかり接着し直せば解消する場合があります。シャンクを接着しているボンドが経年劣化を起こしてズレてくるのです。しかし、シャンクの再接着をするには、一度ソール全てを剥がし新しいソールに交換する必要があります。素人ではできない工程なので靴修理店に依頼しましょう。

靴修理店にソール交換を依頼する際に、音鳴りがする旨を伝えシャンクを交換しておくと良いですよ。

靴がキュッキュッと音がする原因は何? 

 靴がキュッキュッと音がするのは、とても気になりますよね。靴の音は、様々な要因によって発生します。

ここでは、靴がキュッキュッと音がする主な原因を3つ紹介します。

靴の素材や形状によるもの 

靴がキュッキュッと音がする原因は、靴の素材や形状によるものです。

靴の素材や形状によって靴がキュッキュッと音がすることがあります。例えば、革靴やパンプスなどの靴は、革がしなる部分やかかとの部分が音を出すことがあります。また、靴の先が尖っている場合や、靴のサイズが合わない場合も、靴がキュッキュッと音がする可能性があります。

靴と床の摩擦によるもの 

靴がキュッキュッと音がする原因は、靴と床の摩擦によるものです。

靴と床の摩擦によって、靴がキュッキュッと音がすることがあります。例えば、スニーカーやスリッパなどの靴は、靴底が床に吸着するような素材でできている場合が多く、そのために音が出ることがあります。

また、床の素材や状態によっても、音が出やすくなることがあります。例えば、タイルやビニールなどの滑りやすい床や、湿気の多い床は、音が出る原因になります。

靴の中の空気や水分によるもの 

靴がキュッキュッと音がする原因は、靴の中の空気や水分によるものです。

靴の中の空気や水分によって、靴がキュッキュッと音がすることがあります。また、靴下やインソールなどの靴の中に入れるものによっても、音が出ることがあります。

靴がキュッキュッと音がしないように予防する方法は? 

靴がキュッキュッと音がするのは、不快ですし、周りにも迷惑をかけることがあります。

そこで、靴がキュッキュッと音がしないように予防する方法を3つ紹介します。

これらの方法は、靴の種類に関係なく、誰でも簡単にできるものです。

靴を定期的に手入れする 

靴がキュッキュッと音がしないように予防する方法は、靴を定期的に手入れすることです。

靴の素材や形状が崩れると、靴がキュッキュッと音がしやすくなります。靴の手入れ方法は、靴の種類によって異なりますが、基本的には、汚れを落とし、乾燥させ、靴クリームやワックスなどで保湿することが大切です。

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靴のサイズや履き方に注意する 

靴がキュッキュッと音がしないように予防する方法は、靴のサイズや履き方に注意することです。

靴のサイズや履き方に注意することで、靴と床の摩擦を減らすことができます。

靴と床の摩擦が多いと、靴がキュッキュッと音がしやすくなります。靴のサイズは、足にぴったり合うものを選ぶことが重要です。靴が大きすぎると、靴がずれたり、空気が入ったりすることがあります。靴が小さすぎると、靴が傷んだり、革が伸びたりすることがあります。

靴の履き方は、靴ひもやベルトなどをしっかりと締めることが重要です。靴ひもやベルトがゆるいと、靴がずれたり、空気が入ったりすることがあります。

靴の中に消臭剤や乾燥剤を入れる

靴がキュッキュッと音がしないように予防する方法は、靴の中に消臭剤や乾燥剤を入れることです。

靴の中に消臭剤や乾燥剤を入れることで、靴の中の空気や水分をコントロールすることができます。靴の中の空気や水分が多いと、靴がキュッキュッと音がしやすくなります。

雨の日も気になる靴のキュッキュッという音…対処できる?

雨の日も気になる靴のキュッキュッという音の対処法をまとめてみました。

まずは、以下の方法で音鳴りを止めることができるか試してください。

  • 靴底に防水スプレーを振ってみる
  • 靴底の硬い靴を履く
  • ゴム製の靴底の靴を避ける
  • 紙やすりで靴底を薄く削る

一番手っ取り早い雨の日の音鳴り対処法は、靴底に防水スプレーを振ってみることです。雨の日の外出前に、靴底に防水スプレーを振っておきましょう。防水スプレーを振っておくことで余分な水をはじき、靴の音鳴りがしにくくなります。

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「キュッキュッ」と音がするのは、靴底が柔らかいものやゴム製の靴の場合が多いので、靴底の硬い靴を履くことで解消する場合があるのです。

また、なめらかすぎる靴底の場合は、紙やすりで靴底を軽く削り、抵抗を付けておくのも効果があります。

出来そうな方法から試してみてくださいね。

靴のキュッキュッという音が気になるなら買い替えるべき?

靴の音鳴りが気になるなら買い替えるべきかについては、必ずしも買い替えなければならないということはありません。

キュッキュッという音は素材の組み合わせや構造によって生じることも多く、靴の寿命とは関係ないケースがほとんどです。

まずは、紹介した対策を試してみてください。

それでも音が気になるのなら、音のしにくい素材の靴などに買い替えるのもひとつの方法です。歩いている時に靴底から音が鳴ってしまう場合は、靴底がゴムの場合であることがほとんど。買い替える場合は、ゴム製の靴底以外の硬い靴底の靴を選びましょう。

靴がキュッキュッと音がしだした時の対策のまとめ

靴がキュッキュッと音がしだした時の対応は、以下の通りになります。

【スニーカーの場合】
・靴底に紙やすりをかける
・靴底にベビーパウダーを塗る
・かかとから着地するように歩く

【革靴の場合】
・革がしなる部分にクリームを塗る

・摩擦がある部分にベビーパウダーを塗る
・シャンクを交換する
・ソールを交換する

【雨の日の音鳴り対策】
・靴底に防水スプレーを振ってみる

・靴底の硬い靴を履く
・ゴム製の靴底の靴を避ける
・紙やすりで靴底を薄く削る

それでも音が気になるのなら、音のしにくい素材の靴などに買い替えるのもひとつの方法です。

歩いている時に靴底から音が鳴る場合は、靴底がゴムの場合であることが多く、気になる場合は靴底が柔らかいものやゴム製の靴を避けるようにしましょう。

かかとから着地する歩き方を意識すると、それだけで音鳴りを防ぐことも。

お気に入りの靴が音鳴りしだしたら、靴の状態をしっかりと見て、紹介しました対処法を試してみてくださいね。雨の日でも不快な音を防いで、足元から快適に気分も上げていきましょう。

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